ファッションに興味を持ち始めて、おしゃれな服は買えたけど、実際着てみると「なんか違う・・・」と思ったことはありませんか?
「なんか違う」となる理由のひとつにおしゃれに見れられにくい靴を履いていることがあります。
服だけでなく、靴も含めて全身のコーディネートをすることがおしゃれに見られる近道です。
どんな服装にも使い回しがしやすくて、おしゃれに見られやすい靴の選び方を超簡単にご紹介します。
今回はスニーカー・革靴を例に紹介しますが、サンダルやブーツなどでも選び方は同じなので、何を買ったらいいのかと迷うことがなくなります。
また、具体的に買うと間違いない靴もご紹介しますので、参考にしてみてください。
靴の選び方を知って、ファッションを楽しみましょう。
目次
【結論】ドレスライクな靴を選ぶ
メンズファッションで取り入れるべきおしゃれな靴は「ドレスライクな靴」のことです。
まず、「ドレスライクってなんだよ!」という人に説明するとこんな感じです。

つまり、靴に置き換えるとスーツスタイルに合わせる革靴っぽい靴ということです。
本題に戻ると、靴におけるドレス要素やカジュアル要素がわかれば、ドレスライクな靴が選べそうですね。
靴におけるドレス要素
早速、靴におけるドレス要素を確認しましょう。
カラー→ブラック
素材→レザー
シルエット→細身
デザイン→シンプル
要するに、スーツスタイルの時に履くような革靴をイメージするとわかりやすいです。
靴におけるカジュアル要素
靴におけるカジュアル要素はこちらです。
カラー→赤・青・緑などの派手な色
素材→キャンバス生地
シルエット→丸みがある・ソールが厚い
デザイン→装飾が多い
イメージとしては、派手なスニーカーがわかりやすいと思います。
スニーカー・革靴それぞれの選び方
それでは今回紹介する、スニーカー・革靴はざっくりこのような靴を選びましょう。
スニーカーはドレス要素があって、大人っぽい靴
革靴はカジュアル要素があって、堅苦しい感じのない靴
補足ですが、ざっくりと革靴以外はほぼカジュアルと思って大丈夫です。
なので、カジュアルの代表であるスニーカーの選び方がわかるとどんな種類でも合わせやすい靴が選べます。
次の章では、革靴・スニーカーの選び方や具体的な靴をご紹介します。
スニーカーの選び方
スニーカーの選び方は、ドレス要素のある靴を選ぶことです。
スニーカーは、以下の要素がいくつかあるとドレスライクな靴に見られます。
カラー:ブラックかつワントーン
素材:レザー
シルエット:細身
デザイン:シンプル
ポイントはとにかく「革靴に寄せる」ことです。
カラーはソールも含めてブラックであることがマストで、さらにデザインがシンプルであれば失敗することはほぼありません。
それを踏まえておすすめのスニーカーを2つご紹介します。
おすすめのスニーカー2選
ファッション初心者が最初に買うべきスニーカーを2足ご紹介します。
この2足は定番中の定番で、最初に買うべき靴と言っても過言ではありません。
オールブラックのスニーカーをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
①コンバース オールスター(ブラックモノクローム)
おすすめの1足目は、「コンバース」“オールスター(ブラックモノクローム)”です。

「コンバース」“オールスター(ブラックモノクローム)”には以下のドレス要素が含まれます。
シルエット:細身
デザイン:シンプル
素材はキャンバス生地ですが、カラー・シルエット・デザイン面からみてもドレスライクな靴です。
定番中の定番なので、量販店でも購入が簡単なのもグッドですね。
②ナイキ エアフォース1(ブラック)
おすすめの2足目は「ナイキ」“エアフォース1(ブラック)”です。

「ナイキ」“エアフォース1(ブラック)”には以下のドレス要素が含まれます。
素材:レザー
デザイン:シンプル
シルエットは「コンバース」“オールスター”より少しワイドな印象ですが、素材がレザーなので大人っぽく履けるスニーカーです。
カラーもソールを含めてブラックなのでまとまりがあるカラーリングとなっています。
こちらもスニーカーとしては大人気でどんな服装にも合わせることが可能な1足です。
革靴の選び方
革靴の選び方はカジュアル要素のある靴を選ぶことです。
こららの要素があるとドレスライクに見られます。
Uチップ・プレーントゥの靴を選ぶ
少し丸みがあるシルエット
外羽根
ポイントは「仕事用感をなくす」ことです。
外羽根については【補足】を確認してください。
選ぶべき価格帯
結論から言うと「2万円以上」を選ぶ必要があります。
それ以下であればなかなか良い靴はありません。
革靴は単価が高いので、トレンドの移り変わりが大きくないです。
頑張って「2万円以上」を出しても、トレンドに左右されず履ける期間がスニーカーより長くなるので、そのうち元が取れます。
ちなみに、7年前に2万円で初めて買った革靴は今でも現役で履いてます。
それと、高い金額を出すと大事に履こうと思うようにもなります。
Uチップシューズについて
Uチップとは、つま先部分にU字型の縫い目があるデザインの靴で、モカシンと言われたりもします。

Uチップシューズは革靴の中でもカジュアルな印象で、おしゃれ着に合わせる靴としてめちゃくちゃ使いやすいです。
僕が1番履く革靴はUチップシューズです。
プレーントゥシューズについて
プレーントゥとは、つま先部分の装飾がまったくない、とてもシンプルなデザインの靴です。

プレーントゥはUチップよりドレスな印象が強い種類の革靴になります。
そのため、おしゃれ着に合わせるなら、シルエットが丸い印象の靴やソールが厚めの靴を選ぶとどんな服装にも合わせやすくなります。
おすすめの革靴2選
ファッション初心者が最初に買うべき革靴を2足ご紹介します。
価格は2万円台の靴をセレクトしました。
①KLEMAN FRODAN(Uチップ)
Uチップシューズでおすすめしたいのは「KLEMAN」“FRODAN”です。

「KLEMAN」“FRODAN”はこれらのカジュアル要素があります。
Uチップ
ぽってりとした丸みのあるシルエット
厚めのラバーソール
外羽根
これらのカジュアル要素が革靴の堅苦しい雰囲気を崩してくれるので、どんなコーディネートにも合わせやすい革靴です。
僕も迷ったらこの靴を履いています。
②Dr.Martesns 1461MONO 3ホール(プレーントゥ)
プレーントゥでおすすめしたいのは「Dr.Martens(ドクターマーチン)」“1461MONO 3ホール”です。

「Dr.Martens(ドクターマーチン)」の“1461MONO 3ホール”にはこれらのカジュアル要素があります。
丸みのあるシルエット
厚みのあるクッションソール
「Dr.Martens(ドクターマーチン)」は昔流行ったようなイメージがあるかもしれません。
MONOシリーズは「Dr.Martens(ドクターマーチン)」に特徴的な黄色のステッチやソールの色が全てブラックに統一されています。
さらに、シルエットも通常の1461 3ホールと比べて、全体的に若干シャープなのでドレスライクな印象です。
【補足】外羽根とは?
外羽根とは靴紐を通す「羽根」の部分が甲部分に覆いかぶさっている形になっているものです。
こちらの画像は外羽根の靴で、靴紐を全て外すと「羽根」が広がるような状態になります

外羽根は、革靴の中では比較的カジュアルな印象が強いです。
そのため、おしゃれ着に合わせるなら外羽根が使いやすい靴になります。
その対極にあるのが、「内羽根」で、冠婚葬祭などのフォーマルな場面では内羽根の靴が良いとされています。

まとめ
おしゃれな靴の選び方とは「ドレスライクな靴」を選ぶことです。
「ドレスライクな靴」とは、革靴っぽい印象の靴です。
具体的にはこのように選びましょう。
スニーカーはドレス要素があって、大人っぽい靴
革靴はカジュアル要素があって、堅苦しい感じのない靴
靴を選ぶ際のドレス要素は↓
カラー→ブラック
素材→レザー
シルエット→細身
デザイン→シンプル
カジュアル要素は↓
カラー→赤・青・緑などの派手な色
素材→キャンバス生地
シルエット→丸みがある・ソールが厚い
デザイン→装飾が多い
ドレスライクな靴を選ぶとどんな服装でも合わせやすくなります。
使いやすい靴を選んで、おしゃれに一歩近づいてみましょう。